2021年度 終了 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ - 12月 21, 2021 もうすぐ2021年度も終わります。今年は、コロナに振り回されました。ワクチンができたら、コロナも終わると思っていたら、接種に時間がかかるし、接種する人がかなりの数になっても、第5波まで続き、また、新しいオミクロン株というのが出てきて、まだまだ続きそうです。 でも来年、2022年は卵の会も実働に入りたいと思います。 一緒にやる人を募るところから、始めたいです。 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ コメント
紛争・危機 - 10月 07, 2023 メールマガジン 第24号 2023.10.7 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 戦争の危機が増大しているニュースが多い。ウクライナをはじめ、ナゴルノカバラフ、西アフリカ諸国のクーデター、スーダン、台湾情勢、ハイチ、コソボなど。同時に、核戦争突入は現実化してきている!危機だ! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆今年は、世界の分断が大きな経済的影響をもたらしていたが、分断は外交的な分断となり、さらに戦争への危機を孕んだものに展開している。武器支援で武器は高度化し、劣化ウラン弾、それを搭載できる戦車、クラスター爆弾と被害は拡大する一方である。遠距離攻撃も行われている。特殊部隊の作戦も遠方まで行われるようになっている。北朝鮮とロシアの接近など、世界中への軍事的広がりも大きくなっている。 ❖様々な紛争を解決するためにも、外交に頼るのではなく、国連の役割が必要で、政府は紛争解決に向けて国連に働きかけるべきである。 ■ナゴルノカラバフ共和国が消滅した。9月19日、アゼルバイジャン軍が攻撃を開始し、アルメニア人住民は現地を離脱した。約12万人である。アルメニアは23日、国連に監視団の即時派遣を要請した。現地では、食糧不足と迫害の不安がある。懸念されるのは、「民族浄化」である。民族問題は、大きな紛争の種となる。2020年からロシアが仲介に乗り出し、平和維持部隊を駐留させている。このような体制自体が国連の怠惰と結びついているという側面がある。平和維持部隊の活動は、国連の任務であるべきである。そうすれは、アゼルバイジャンは軍を侵攻させることを躊躇するはずである。 ■平和維持部隊を国連ではなく、NATOが行っている例がある。コソボである。そして、今、コソボで戦争の危機が生じている。多数派のアルバニア系住民と少数派のセルビア系住民の対立が先鋭化している。NATOは10月1日コソボに駐留する治安部隊の4500人の増強を行おうとしている。コソボは2008年に独立を宣言している。セルビアは独立を認めていない。国家の独立に関する国連の規約が必要である。国家の独立を承認することは、多くの未承認国家にとって重要である。国家承認を国連の役割にすべきである。 ■中東情勢が変化している。イスラエルを敵視するアラブ諸国という結束が切れてきている。イランと 続きを読む
市民の声を国連に - 4月 05, 2023 第18号 2023.3.25 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 市民の声を反映するにはどうすればいいのか。民主主義は選挙以外の方法もある。デモ、集会、請願書、陳情書、評議会などがある。国連に人々の声を届けるにも、壁がある。国家が国際社会のメンバーであるということは国際法の原則でもあり、そこに国連の限界と機能不全の根本的な原因がある。 民主主義の危機、戦争の多発、軍事依存増大、国連の機能停止、経済の分断とインフレ、それに加えて金融危機がやってきている。多くの人が集まって、「戦争停止・戦争をする支援の停止・和平の努力」の声をあげたいと思います。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■世界の現状とニュース ◆テーマの解説・考察 ◇歴史的考察 ❖卵の会の主張 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◇市民の声を国政に反映させるということは、市民社会を基盤とした近代国家の基礎であった。それが民主主義的な国民国家の形成につながる。2011年のアラブの春は、中東での民衆の声の反映で新しい時代を予感させるものであったが、ほとんどが失敗してしまった。中東アラブ世界に民主主義的な政権の樹立はほとんど実現できていない。シリアではアサド政権の圧政と、ISの台頭があった。アメリカの影響を受けた反政府勢力とロシアの影響を受けたアサド政権が戦争を繰り返している。 ◇イラク戦争から今年の3月20日で20年を迎えた。戦争勃発の時の米国務長官パウエルの首席補佐官だったウィルカーソン氏は「イラクへの侵攻は、21世紀に進めた米国の作戦で最大の失敗だった」と述べている。強権的な政治体制の武力攻撃では民主主義を獲得することはできなかった。その後、イラクでは汚職がはびこった。政府への批判、激しい抗議活動が続いた。水質汚染や深刻な干ばつなどがあり、行政は停滞した。失業率は35%であった。禁酒例が出されたが、闇市場が広がった。 ■ウクライナへの武器支援は、アメリカでもフランス、その他のEU諸国などでも顕著になっている。社会的状況に敏感な市民は、インフレや財政難に直面した時、外国に武器を支援する必要があるのだろうかという疑問を持つ。侵攻を行ったロシアを非難する気持ちのみが武器支援を実現してきた。自由を守るとか、民主主義体制を守るということが、ウクライナの勝利によってもたらさ 続きを読む
未承認国家問題・国家を創設することの意義 - 3月 29, 2023 国連改革 NGO 卵の会 メールマガジン 第16号 2023.2.27 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 国家がないとそこに住む人は悲惨な状態になる。ソマリアやブルキナファソなど紛争が絶えない。今日でも国家が市民社会に根差さず、武力で作られている。ミャンマーやアフガニスタンなどで私たちは目の前にみている。既にある国家の中で、ある一定の地域が国家の一部であったり、国家と対立し、独立を望んだりすることもある。台湾や新疆ウイグル、クルド人の地区などがその例といえる。大きな帝国が崩壊した後、民族紛争が絶えない地域がある。セルビア、クロアチア、ボスニア、コソボなどがそうであった。また、ジョージアの南オセチアやアブハジアなどである。ウクライナのクリミアや沿ドニエストル、ルガンスク、ドネツクなどがウ 国連は国家創設、国家承認の手続きや条件を国連の規約として作ることが急務である。 *今回第16号は< 未承認国家問題・国家を創設することの意義 >というテーマです。 ■世界の現状とニュース ◆テーマの解説・考察 ◇歴史的考察 ❖卵の会の主張 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ◆「武力による現状変更は許されない。」と日本政府は訴える。しかし、歴史は武力によってつくられてきたのが現実である。国家は、武力によってつくられてきたし、今も変わらない。ただ、国連ができて、国連憲章の下、武力行使は否定されている。しかし、同時に武力は拡大する一方で、どの国も武力で国家を守ろうとしている。法律と言論は無力である。しかし、今、武力によらない国家創設の在り方を条約として提示するべき時ではないだろうか。人類は、戦争の危機を目前にして、まだ、その歩みを始めていないのである。制裁で撤退を促そうとしているが、効果は望めない。審議委員会を組織し、和平への努力が必要である。 ◆ 2014年のことである。ロシアがクリミアに侵攻し、クリミア半島でロシアへの編入の是非を問う住民投票を実施した。米政府はそのことを制裁の対象とした。EU、日本と連携して制裁を課すという方針をとった。ロシアは安全保障会議を招集した。住民投票や選挙が国家の政策に絡んでいるという可能性があると紛争の一因となる。 昨年、ロシアは東南部4州で住民投票を行った。2014年のクリミアの場合も、昨年のウクライナ東部4州 続きを読む
コメント
コメントを投稿